煙が出ない程度にあたためて、香りを出す物に炭を使ったものや電気香炉がすでにありますがお金もかからず簡単に作れる香炉を考え使っていますのでご紹介いたします。
まず飲み終わった缶ビールのアルミ缶を2本とハサミを用意します。
ハサミは金切狭、料理ばさみ、100円ショップのはさみと、何でもかまいません。
アルミ缶をこのように加工します。
空気穴を数か所あけます。
これがお香台となります。
切断したところは折り返して手を切ることのないようにします。
ラジオペンチややっとこがあれば簡単に出来ます。
もう一つのアルミ缶もこのように加工します。
これは台として使います。
アルミホイールを折って厚めのテープ状にして両面テープを貼り、アルミ缶に一回り以上巻きつけます。
お香台が安定して載るようにするためです。
このような線香を用意します。
他にコーンタイプ、印香、香木、などが使えます。
ろうそくは無印良品の「キャンドル・ミニ」を使います。
1個30円弱です。
鍋敷きの上に台を載せ、くぼみに水を入れ、ろうそくを載せます。
水を入れるのはロウが溶けすぎ過熱するのを防ぐためです。
写真の鍋敷きは本来、花台だったものを鍋敷きとして使っているものです。
ろうそくに火をつけた後、お香台部分を載せくぼみに適当に折った線香を載せます。
暫くするとお香台が熱くなり、煙は出ませんが香りは出てきます。
香りが薄くなり消してもいいが、続けて使いたい時は線香を追加すれば良い。
お香台は熱くなっているのでやけどには注意してください。
お香、ろうそくは当然購入しなければなりませんが、その他の物はどの家庭にもありお金を必要としませんし、アルミ缶は捨てられる物です。
少々見てくれは悪いが、エコノミーでエコロジーな香炉が出来ました。
香りを嗅いで線香に火をつけた場合と、嗅ぎ比べして見てください。
きっといい香りがすると思います。