車はトヨタ・エスティマ7人乗りです。
通常の状態です。
3列目のシートは取り外してあります。
まず後部座席を反対方向(後ろ向き)に向けます。
90cm×180cm×t12mmの化粧合板2枚を45cm幅にカットし車の室内幅及び形状に合わせた物を4枚用意します。
両サイドにぶれ止め用の皿ビスを下穴を開けておいてねじ込みます。
ツルツル面に両面テープを貼りカーペットを載せ余分なところをカットします。
サイドはステップルで止めてあります。
後部座席の部分に使う板にはL型チャンネルを皿ネジを使って取り付けてあります。
L型チャンネルを使って土台を作ります。
左側からスライドドアのステップ用、左サイド用、右サイド用、センター用。
スライドドアのステップ用には高さ調整の為に厚板を取り付けてあります。
センター用の先端にはL型チャンネルの穴に差し込む為のボルトを取り付けてあります。
スライドドアのステップにステップ用を設置。
左サイド用を設置。
ステップ用と左サイド用をノブ付きナットで連結。
連結状態。
板には皿ネジをねじ込んでおりL型チャンネルの穴に差し込むことで左右及び前後のブレを防いでいます。
後部座席の上に後部座席用パネルを設置。
後部座席用パネルの裏に取り付けたL型チャンネルの真ん中付近の穴にめがけてセンター用の先に取り付けたボルトを差込みます。
これよりセンター用のアングルがずれることなく、また自立します。このセンター用アングルがあることによりパネルのたわみが少なくなります。
4枚の板にはそれぞれ左右に2本づつ計4本の皿ビスをねじ込んであります。
このネジをL型チャンネルの穴に差し込むことによりパネルがずれることは有りません。
パネルを順番に前後の方向を合わせて設置します。
パネルの下には大きな空間が出来、釣り具等の荷物がいっぱい積めます。
右から寝る時用のマット、寝袋、ブランケット、手前は荷物のスベリ防止マット。
クーラー等を置いておくと走行時に、ずれることなく安定します。
荷物収容部の高さはクーラー、オトリ缶が置ける高さにしてあります。
後部座席以外のパネル3枚は車の室内幅に合わせて作ってあるので左右に動くことは有りません。
45cm幅のパネル4枚、計180cmとハッチバックとの間20cmで2mのフラットな部分が確保出来るので快適な空間が出来上がります。
運転席、助手席と後部座席との間にも空間が出来ますのでここにガスコンロ、なべ、食器、その他のキャンプ用品等を積み込むことが出来ます。
3列目のシートを取り外したことにより多くの荷物が積める仕様になっています。
背の高い荷物を積み込む場合、ハッチバック側のパネル1枚、または2枚を前方のパネルの上に重ねることにより高さのある空間が出現します。
寝るときは荷物をどかせてパネルを元に戻せば簡単にベッドが出現します。
とにかく真平らなベッドで寝れることが一番です。
そして多くの釣り具、荷物が積める事です。
車中泊をするかどうか分からない時は、写真のように土台、パネルを横に積みベルトで押さえ黒い防水プレートの上に釣り道具類を積み込み出発します。
車中泊をすることになっても現地で簡単に、短時間にベッドを組み立てることが出来ます。
このボックスには牽引ロープ、バッテリージャンプケーブル、工具、ロープ、潤滑オイル、などの車レスキュー用品が入っています。
運転席及び助手席と反対に向けた後部座席との間にはこのような空間が生じます。
この空間に先ほどのレスキューボックスが入ります。
助手席の後ろには、コンロ、ガス、鍋、コップ等のキャンプ用品を置きます。
すぐ取り出せる位置です。
その他に、寝袋、マット、ブランケット、ライト等の割とすぐに取り出して使うものを置いておきます。
まず土台と後部座席部分のパネルを設置します。
写真で分かるように車ベースの上に車の形状に合わせたコンパネを敷いています。
さらにその上に防水用の厚手のビニールシートを敷いています。
奥から順に荷物を置いていきます。
背の高い荷物がある場合は、4枚目のパネルを3枚目のパネルの上に置いて空間を確保します。
2枚目のパネルの上に3、4枚目のパネルを置くと、より大きな空間を確保できます。
4枚のパネルを設置し、荷物を積んだ状態です。
いつも使っているガスボンベとコンロです。
平らで硬い板の上なので安定しており、ガスを使っても安心です。
この鍋でお湯を沸かしたり、ラーメンを作ったり、冷凍枝豆等の冷凍食品の解凍、レトルト食品の温め、等をしています。
もちろんドリップコーヒーを入れるのにも欠かせません。
蚊取線香を焚いても安心です。
パネルの上に乗ったままで他のパネルをはがすことが出来るので、奥に積んだ荷物も簡単に取り出せます。
大きなパネルを使ったり、ただの板を使い大きな1枚のカーペットを敷いた場合、このようにパネルをめくることは出来ません。
その場合、奥に積んだ荷物を出すには手前の荷物を降ろし、コンテナやボックスに入れた荷物を引き出す必要があります。
コンテナやボックスを使うとそれだけでスペースを使うのと、これらに入る小物だけなら良いが大小さまざまな荷物の場合は具合が悪い。
従ってこれらを解決する為の4枚パネルであり、カーペットを貼り付けた理由がここにあるわけです。
4枚のパネルの内、後部座席部分のパネルを除いた3枚のパネルは車に乗ったままで自由に取り外すことが出来ます。 いちいち車から降りる必要は有りません。
もっとも後部座席部分のパネルは外しても意味がないけれど。!
この4枚のカーペット付きパネルにより荷物はそのままの状態で積めて、取り出せます。
車で食事したり、横になって休む時は、カーペットの状態のままです。
寝るときのみ断熱マットを敷き、寝袋を使って寝ています。
パネルの上には通常、衣類や飲み物、食料が入ったクーラーしか置いていません。
楽に二人は寝れます。
45cm幅のパネル4枚で構成されているので180cmのフラットな面が出来ます。
パネルと後部ハッチバックとの間には20cmの空間があるので2mの身長の人間でも足を伸ばして寝れます。
荷物を取り出す必要がなければ、この状態で寝転がってくつろげます。