北海道には梅雨が無いと言われてきましたが、近年前線が出来、温度が高く蒸し暑い日が多くなってきました。
昔はカラッとしていて日蔭に入れば涼しくなったものですが、近頃は湿度が高い状態が多くなってきて日蔭でもあまり涼しくありません。
エアコンの効いた部屋や扇風機の前にいつもいられるわけでもなく、居られたらいたで身体不活発症候群になってしまいそうです。
そこで何時でも何処でも身体を冷やせるボディークーラーなるものを考え作ろうと思いました。
用意するものはプロペラ、マブチモーターRE-280RA、電池ボックス(単3×4)、スライドスイッチ。
炭酸飲料のペットボトルを用意します。
ステンレス硬線でフレームを作ります。
ペットボトルの中に入れます。
針金を熱して穴をあけ結束バンドで固定をします。
配線を行い、これも結束バンドで固定します。
ベルトに挟むためのパネルをPPパネルで作りネジで固定しました。
電池ボックスにスライドスイッチを付けました。
単3電池4本の直列を2本の直列を2回路に改造しスライドスイッチで切り替えるようにしています。
ニッケル水素充電電池を使っています。
モーター電圧は2.4V。
電池ボックスにもPPパネルを取り付けベルトに挟むようにしています。
最後にペットボトルの口側を切断し完成です。
これら3つをベルトに挟んで取付けその上からシャツを被せます。
空気はズボンとシャツの間から吸い込み、背中あるいは脇側から吐き出します。
まあまあ体を冷やすことが出来ます。
風量は少な目で静圧も小さ目です。
静圧(風圧)が小さいと遠くまで風が届かないということになります。
音は大きめでもっと静かな物にしないといけないと考えています。
マブチモーターではやはり音が大きいでしょう。
ファンをベルトに取り付けるやり方は改造の余地が多多ありますが、体を冷やす方式としては有効だと思いました。