孫の誕生日のプレゼントにキュブロのビー玉転がし木製ブロック立体パズルをと考えていたんですが、円安もありスイスからの輸入品となると渋沢さんが五人ぐらい必要になるので諦めました。
その代わり日本の商社が中国で作らせたものが96ピースで渋沢さん一人ちょっとで済むのでこれにしました。
キュボロは5×5×5cmの木の立方体ですが購入したのは4cmの立方体を基本に4×8,4×12,2×8,2×12,2×16などのバリエーションがあります。
すべての材に加工がしてあります。
キュボロ等の単一サイズの物は高さを確保するための無加工の立方体の物が半分近くあります。
玉を転がすためにはスタート位置の高さを確保するためにだけ必要とするものがいります。
従ってキュボロの安めの物は細工したブロックの数が少ないにもかかわらず高価でバリエーションが少ないです。(材質は多分ブナだと思います)
プレゼント用の物も高さを稼ぐためのブロックがあればもっとバリエーションが可能と考え木のブロックを探しましたらありました。
DAISOに6cmの立方体の木のブロックが売っていました。
(ホームセンターにもありますが高いです)
プレゼントの物にも4cm×3個=6cm×2個で使えます。(キュブロの5cmには合いません)
高さを稼ぐ為だけではもったいないのでキュブロみたいな経路を加工したブロックにしようと思いました。
SERIAにもありましたが6cmで杉の無垢の材で節もあり変形していて物はあまりよくありません。
DAISOの物は桐の集成材で精度も割とよく加工しやすく節もありません。
DAISOを回って数をそろえようと思ったのですが中々数が集まらずSERIAにも行って数を揃えたのですが節がある物やひび、変形がある物は無加工として高さを稼ぐ為だけに使用するつもりです。
(後日DAISOで数を揃えられました。)
これからキュブロもどきの物をDAISOの部材中心で作ろうと思います。
DAISOの6cmの立方体の木のブロックです。
桐の集成材でできています。
加工のための治具を作りました。
有り合わせの材で作りました。
工具は電池ドリル、木工ドリル刃22mm、
紙やすり、ドリル用ヤスリ、彫刻刀、カッターなどです。
加工のために2つのブロックを両面テープで接着し中央に3mmぐらいの穴をあけました。
クランプで挟み、治具にセットし、木工ドリルで穴をあけます。
この様に加工した後、2つに分けます。
紙やすりで角を取り除いて仕上げました。
一つのブロックパターンが完成しました。
こんな感じで色々なパターンのブロックを作っていきます。
真っすぐ穴あけをしようと気を付けてやっているんですが、真っすぐ穴が開かないことがあるのでボール盤を買いたいのですが置き場所に困るので、ドリルスタンドを買うことにしました。
治具に設置するようにするため加工しました。
何度も穴あけをしていると穴の淵が欠けるようになったので、当て板、捨て板を設置することにしました。
作った簡易ボール盤です。
バネは片方を外しました。
治具をもとに戻しました。
加工素材をこのように治具にセットします。
この様に簡易ボール盤に加工素材をセットした治具を入れクランプで固定しました。
このやり方で今後、加工していこうと思います。
直線経路の場合は簡易ボール盤を使えるのですが、曲線の場合はルーターを持っていないので彫刻刀で加工するほかありません。
ルーターがあればガイドさえ作れば同じものを精度よく簡単に量産できるのですが。
まあ、作ってもこれを3個なのでコツコツ削るしかありません。
加工完了しました。
これをばらして4個にして中にトンネルの経路を作ります。
工具は左から木工ドリルΦ22,木工ヤスリ、砥石、他に紙やすり、彫刻刀、カッターです。
修正には木工ボンド。
次に製作したブロックを紹介します。
B0 ×11
無加工ブロック
B1 ×1
スタート用ブロック
約45度の傾斜をつけてビー玉を加速。
B2 ×4
上:直線経路
中:平行直線トンネル
B3 ×2
上:直線経路
中:平行直線トンネル
下:平行直線経路
B4 ×4
上:直線経路
中:平行直線トンネル
下:直交直線トンネル
B5 ×4
上:十字直線経路
中:直線トンネル
B6 ×2
上:直線落下
下:60度傾斜
反転落下加速用
B7 ×6
上:十字直線経路中央落下
中:15度傾斜
4方向落下加速中経路
B8 ×4
上:十字直線経路中央落下
下:45度傾斜
4方向落下加速下経路
B9 ×2
上:直線経路
中:右R傾斜
下:右出口
B10 ×2
上:直線経路
中:左R傾斜
下:左出口
B11 ×2
上:1/4円
中:直線トンネル
B12 ×2
上:1/4円
中:平行Rトンネル
B13 ×3
上:1/4円
中:右R傾斜
下:右出口
B14 ×1
上:1/4円
中:左R傾斜
下:左出口