アルミ4輪キャリー
1個積みエアタイヤ
TC-4514AL
を改造してフィッシング・キャリーにします。
車輪止めは車輪と車輪の間に詰め物をして止めるタイプにすることにしました。
この方式の方が何処でもそのままの状態で止められると思うので。
2×4材を写真の様に加工してM6のオニメナットを埋め込みました。
t3×30のアルミバーを写真のように加工しました。
20×20×t2のアルミアングルを写真のように加工しました。
このように組み立てます。
ストッパーの木材を取り付けます。
ノブを回して緩めて上下させて、ストッパーを効かせたり解放したりします。
ゴム張りをして使用します。
Sカンを写真の様に加工して取り付け、ゴムバンドでキャリーに載せた物を固定できるようにします。
ストッパーにゴムを貼りました。
これでしっかりと止められます。
このような状態に設置します。
フリーの状態です。
カメラアングルが少し上からなのでストッパーが当たっているように見えますが、実際は接触しておりません。
バックが暗いので分かりづらいですが離れています。
この状態がストッパーが効いた状態です。
これで車の中でも動き回ることはありません。
また岸壁から入水自殺することもないでしょう。
ゴムバンドを掛けられるようにフックを8個付けました。
1袋4個入りなので8個としました。
M4皿ネジを使い上面がフラットになるようにしました。
上に座れるように板を敷きました。
VUー40の塩ビパイプで竿たてを4本付けました。
アーム部分に束線バンドで取り付けています。
上部にはリールが付いたままの竿をぐらぐらせずに保持できるように切り欠きを付けました。
このような状態に設置できるので移動中もリール同士がぶつかったりすることも無く、何も気にせず運ぶことが出来ます。
リールが無い状態でも竿が抜けることが無いようにステンレス硬線で塩ビパイプ下部に網を付けました。
4本での網ですが竿は抜け落ちません。
取っ手を取り付けるノブ左右4個の上にある塩ビパイプは竿たて用塩ビパイプが取っ手取付け部に接触しないようにして、取っ手、竿たてなどが一緒に簡単に取り外せるようにするために取っ手のパイプに通してあります。
座った時の背もたれとするために平ベルトを巻き付けました。
全体像(前)
全体像(後)
全体像(横)
釣り道具を運び終わった後、何処かに繋いでおく必要が生じた時の為にステンレス硬線で輪を作り取り付けました。
使用例です。
組み立て式コンテナーに色々と詰め、竿は竿たてに入れ運びます。
場合によってはコンテナーを2段、あるいは3段にしても運べます。
タイヤはエアー入りで普通の台車に比べて径が大きく太いので悪路でも動かし易いです。
仕舞う時はひっくり返し、タイヤの間にLED集魚灯、取り付け台等を納めます。
その上に竿たてと一体となったハンドル部分、組み立て式コンテナーを載せるとコンパクトにまとまります。
冬になり雪が降るとタイヤでは押しづらくなります。
そこでスキーを履かせることにしました。
しかしながら岸壁や防波堤では風や波で雪が飛ばされたり溶かされたりして雪が消えていることがあるので、いつでもタイヤとスキーを交換できるようにすることにします。
そこでタイヤの間にスキーを収納しておき、それを下げることによりスキー仕様に変更できるように改造することにします。
2×4材の端材を50円で購入してこれをまず加工します。
130mmが4個取れました。
これをパイプにかませてスイング出来るようにします。
130mmの2×4材にΦ24mmの穴をあけます。
同じ物を4個作ります。
分割したものを合体させるためのネジ穴を60mmほどあけます。
Φ24mmの穴を中心に2分割します。
オニメナットM6×20を埋め込みました。
M6のビスの頭は埋め込むようにしました。
Lアングルを取り付ける為の穴をあけました。
ナットは埋め込むようにしています。
アルミLアングル
t3×20×40を
120mmに切断して取り付け穴をあけました。
木とアルミアングルをステンレスビスで接合しました。
ストッパーを取り付けるためのアルミアングルt3×30×30を加工しました。
市販のアームストッパーを使います。
リンクの寸法が市販のままだと合わないので新たに穴をあけ、新しい支点としました。
このようにして組み立てました。
ここまでに加工したものをキャリーに組みつけました。
後ろからの写真。
収納状態です。
アームストッパーの右横のアルミバーは下がり防止用のストッパーです。
カギ状に加工して引っ掛けるようにしています。
古いスキー板を先端から650mmで切断してt3×50×50のアルミLアングルを加工して取り付けました。
スキーを取り付けました。
撮影の角度により分かりづらいですがスキーは収納状態で、地面より70mm浮いています。
前から見た図です。
スキーを降ろしてアームストッパーでロックした状態です。
車輪は50㎜浮いた状態です。
収納する時はアームストッパーのリンク部分を蹴とばせば簡単にロックを解除できます。
横から見た様子です。
これで完成です。
雪が完全に消えたなら、割と簡単に取り外せます。
長い距離をフィッシングキャリーを押して歩く場合があります。
この時自転車で牽引出来れば楽だろうなと思った事があります。
そこで改造して牽引できるようにしました。
アルミLアングルにステンレスアイボルトを取り付けました。
それをフィッシングキャリーのフロントに取り付けました。
雪かきスコップの雪かき部分が破損して捨てるだけの柄の部分がありましたのでこれを加工して使います。
写真のように切断しました。
20×20mmのアルミ角パイプを加工して取り付けました。
裏側は角パイプに溝を切ってあります。
横から蝶ネジをつけられるようにして抜け防止を計れるようにしています。
反対側は柄のパイプをつぶし平たくしてリングキャッチを取り付けました。
端部に自在ブッシュを取り付け相手側に傷をつけないようにしました。
牽引用リンク棒の全体像です。
長さは40cmほどです。
蝶ネジを外しておいて角パイプの溝を自転車に合わせはめ込み蝶ネジを取り付け抜け防止とします。
自転車は折り畳み式自転車。
車に載せられます。
フィッシングキャリー側はアイボルトにリングキャッチを通し連結します。
自転車とフィッシングキャリーの連結状態はこのようになります。
コンテナ―を乗せ、ロッドホルダー(取手)をつければこの形になります。
途中までこの状態で行き、連結を外しフィッシングキャリーのみで押して行けます。
4輪キャリーなので進行方向に対し車輪の向きは固定であるので、回転性能は落ちますが、ほぼ直線で進みスピードも出さなければ問題無く運ぶ事が出来ると思います。