岸壁や磯で垂らし釣やウキ釣をする時、竿を手から離し竿受けにセットして釣りを続行したい時があります。
岸壁では車止めに挟んで使う竿受け台があり、三脚に取り付けて使う竿受けもあります。
しかしそれなりの大きさと頑丈さの為のゴツさがあります。
そこでコンパクトに仕舞え、かさばらない三脚用竿受けを製作する事にしました。
仕舞った時はこのようにコンパクトになります。
店にあった一番太いステンレス硬線Φ2.4を使いました。
手で曲げたので形は悪いです。
三脚と一体化して持ち運べます。
軽く展開するとこのようになり、構造が分かると思います。
センターのU字と丸部分は竿尻を入れる部分です。
その上の丸フック及び変形フックは三脚の足に引っ掛けます。
三脚にセットにするとこのようになります。
上からの力や上への力に対してもそれほど変形せず保持しています。
水汲みバケツや分銅などの三脚を安定させるオモリも邪魔にならず使えます。
竿をセットするとこのような形になります。
竿尻を引っ掛ける方式では2本まで使えます。
U字部分は竿にリールをセットした状態での重量バランスの中央近くを置いておくことが出来ます。最大3本セットできます。
三脚メーカーがこのような竿受けに対応した三脚を作り、オプションとして竿受けを製作すれば、もっとスマートに綺麗にセットして使えるものが出来ると思います。