遠投カゴⅡでは空気抵抗が大きいと思うので、少し改造して空気抵抗が小さくなるようにした物を考えてみました。
鋳型で作ったオモリとイレクターをカットしたものを、ホットボンドで接着しました。
ホットボンドでイレクターの隙間を埋めます。
イレクターJ-110Aをパイプカッターで切断して薄くします。
平らな物の上に紙やすりを乗せ、イレクターをこすり切断面を平らに綺麗にします。
2つ用意します。
真ん中にΦ2の穴をあけます。
ホットボンドでガン玉6Bを4個接着します。
ホットボンドが固くならないうちにフタをします。
この時、ホットボンドを万弁無く充填し空気が入らないようにします。
これがコマセカゴ部分のフタになるわけです。
「オモリ鋳型」で作ったオモリと先端を切断したイレクターとをホットボンドで接着します。
そしてホットボンドを充填して隙間を埋め空気が入らないようにします。
発砲ウキ素材を加工して円錐状にします。
これをコマセカゴ部分のイレクターに接着および圧入して入れます。
これらの部品を組み立てるとこのような形になります。
コマセを詰める時の状態です。
蓋の部分の体積分だけコマセの量が少なくなります。
蓋部分が移動するとこのような状態になります。
もしオモリ部分とカゴ部分が離れた場合、蓋にある溝に空気又は水が当たり蓋がカゴ側に移動して蓋をする格好になりコマセが出ることはありません。
水中に入り落下が停止した時にフタが下に移動してコマセが出ます。
水流を与えてもオモリ部分とカゴ部分は分離しません。
このことから空中での飛行中も分離しないので空気抵抗は少なくなると思います。
作ってみたら空気抵抗の低下は感じられたのは成功と言えるが、手間がかかる割に出来上がりが美しくない。
そこでまた遠投カゴⅣを作ることにしました。
Ⅲを製作中に新しいアイデアが浮かびましたので近々作ることにします。
只そのためには新たにオモリ鋳型を作る必要があります。