LED集魚灯Ⅳを製作開始することにしました。
欲しい機能の集魚灯が市販されていないので1から自作することにしました。
機能としての次の物をもつ仕様としました。
① 半水中集魚灯とする。
② 光色は青緑。
③ 調光できること。
④ 電源はDC12V。
魚やイカは光には寄って来るが強い光の中の見える魚は釣れない事があります。見える魚は釣れないと言います。
船でのイカ釣りでも光に集まりますが、船の下の光の影で暗くなっている所で釣れます。
従って広範囲に強い光を当てるよりもスポット的に光を当て、周りの暗いままの所で釣ろうという魂胆です。
LEDドライバーは、集魚灯Ⅲで使ったものと同じDC-DCコンバーターです。調光が出来るように外部抵抗を付けて改造しました
0.2Aから1.4Aまで可変できるのでLED1個当たり0.1Aから0.7Aで30%から100%までの調光ができます
一般の投光器では空気と海水の間の境界面で反射が起こり、海面が波立つと乱反射が多くなり、海水中に透過する光の量が減少します。
反対に海水表面に拡散する光量が多くなり、広い範囲の表面のみが明るくなります。
このLED集魚灯Ⅳでは発光面が水中にありますから境界面での反射も無く乱反射も無いので拡散する事も無くストレートに海底に向かって照射されます。
この照射実験の時、近くで投光器をつけ撒餌をして釣りをしている人が居ましたが、この集魚灯のみで撒餌をしない状態でも魚が多数寄ってきました。
只、撒餌なしでは長い時間止めおくことはできないでしょう。
この時竿を出していないので寄って来た魚が釣れるかどうかは分りません。