金属等に穴加工をする時にけがいてポンチを打っても穴がずれるという話を聞きます。
そこで徹釣のやり方を公開します。
徹釣はボール盤はおろか旋盤、フライス盤などの工作機械と呼ぶものは一切持っていません。
せいぜい電池ドリルドライバーがあるぐらいで、後はカナノコ、やすりなどの工具しかありません。
徹釣はけがいてポンチを打った後、まずΦ2.0か2.6のドリルで穴をあけてから希望の径のドリルで穴をあけます。
ドリルの先端はとがっておらず平らな部分があります。
ドリル径が大きくなればなるほど平らな部分が長くなります。
従ってポンチを打った後の窪みの径よりも大きくなってしまう場合があります。従ってこのような状態のまま穴をあけようとすればずれることになります。
そこでまず径の小さいドリルで穴をあけます。こうすると中心に穴をあけられます。
そこでその穴に先端がハマる大きさのドリルで穴をあければ、ずれなくなります。
その他に切れるドリルを使う事。切れないドリルで穴をあけようとすればずれる原因になります。
また、六角棒にドリルを付けたビットタイプのドリルを使って電動ドライバーやインパクトドライバーで穴をあけようとすれば構造的に芯ブレが起きるので使わない方がいいでしょう。精度を求めない場合は構わないですが。
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