選挙において一番大事な事は多くの有権者が当選してほしいと願う人が当選することと、落選してほしいと思う人が落選することです。
しかし前の中選挙区制では一人に票が集中してしまい当選してほしい人が惜しくも落選するという結果が多く出ました。
これを防ぐ為に現在の小選挙区制になりましたが、比例代表制との重複立候補を認めているため落選してほしい人が上位に登録されていると落選させるのは難しくなります。
小選挙区制にはこの他、一選挙区から一人しか当選者がいないため産学官民との利害が固定化しやすく癒着が発生しやすい等のデメリットもある。
また現在のように交通機関、道路、通信が整備されているため選挙区地域が狭いメリットはなく、有権者の増減による選挙区地域の変動の激しさが起こる割合が多くなり、デメリットが多くなっている。
以上のことを踏まえ新しい選挙制度を考えてみたい。
それは中選挙区制にすることです。
ただし投票方法を変更し、二人区であれば二人まで投票でき三人区であれば三人まで投票でき、もちろん一人だけを記入し投票してもいいようにします。
つまり投票権が一人分から二,三人分に変動します。
当選してほしい人が1人しかいない場合は1人のみ書けばよく、複数いれば当選者数分を書けばいいということです。
昔の全国区に変わるブロック制を認めるが比率は中選挙区の人数に比べ小さくし、重複立候補は認めない。
比例ではなく党名は書かずあくまでも立候補者の個人名を書く。人を選ぶ選挙とする。
こうすれば中選挙区制のメリットを生かし、中選挙区制、小選挙区制のデメリットを消し、なによりも当選してほしい人が当選し落選してほしい人が落選することになる。
このようなことを訴える立候補者がいれば政党を問わず一票を投じたいと思う。
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