げんぺいぼく
2011年夏のお盆に義姉の家へ行った時、紅白の綺麗な変わった花が咲いていました。
良く見ると白いのはガクで赤いのは花でした。
その中に垂れ下がった枝があり、良く見ると皮1枚で繋がっている状態です。何かとぶつかり潰された状態でした。
葉が3枚ついたこの枝を貰い、育ててみることにしました。
家に帰り源平木について色々と調べてみました。
名前は色々とあります。
西アフリカ原産のクマツヅラ科クサギ属のツル(蔓)性低木で白いガクと赤い花弁が特徴で最大4mほどになるそうです。
源平木、葛の名前の由来は源氏の白旗と平氏の赤旗から来ているそうです。
家に帰って枝の端をハサミで切り、手で枝の繊維をほぐし、ティッシュで巻き水につけときました。
そのうちに根が出てきたので、根が充分に成長するのを待って、鉢に植え替えました。
下部の花の終わったものはガクごと切り取りました。
白いガクだけでも綺麗なのですが、ガクの中に種が出来るので木が弱ります。
切り取れば次に控えているガクに栄養が渡り、次にそれが大きくなり花を咲かせる可能性が高くなります。
2012年6月1日
最後の花です。
1ヶ月半弱順に咲きました。長く楽しめました。
今回木が小さいので木が弱ると思い花が終わったらガクごと切り取りましたが、ガクだけでも綺麗なので残しておいたらもっと永く楽しめるのでないかと思いました。
木が大きくなったので冬の寒さにも平気になり葉が落ちませんでした。
そこで水を減らしストレスを与えてやりました。
又、根を整理して大きな鉢に植え替えもしたのでストレスを与えることになるでしょう。ストレスを与えることにより花が咲くスイッチが入ることを期待しています。ストレスが効いて葉が落ちました。
これがうまくいけば花を咲かせてくれると思います。
下手をすると枯れるかもしれませんが。!
切り戻しをした花を捨てるのはもったいないのでビンに水を入れさして日の当たらない所に置いておいて鑑賞していました。
一時期ひなびて来ましたが今は復帰しています。 花の赤はすっかり黒くなりましたが、額は白いままです。