分析・2024衆院選挙

政治資金問題等で 第101代岸田内閣が辞職し、石破内閣が発足しました。

しかし発足直後に衆議院解散総選挙となりました。

 

主に安部派の政治資金問題で公認を得られない安部派議員続出。

さらに高齢等により比例重複が認められない議員多数となり結果はいかに。


自由民主党

247→191   小選挙区189→132、比例区72→59

 

2021年261人より70人も減少し、公明党と合わせても過半数には及ばず。

安部派が多数落選。

 

石破内閣は議会を重視せざるを得ず難しいかじ取りを迫られる。

キャスティングボードは国民民主か維新か立憲民主か?

 

(総数の前回数は選挙直前の数、小選挙区および比例区の前回数は2021の選挙結果)


立憲民主党

98→148   小選挙区57→104、比例区39→44

 

2021年の衆院選挙では96人だったのが52人増加。

特に比例で25人の新人が当選。


日本維新の会

44→38   小選挙区16→23、比例区25→15

 

小選挙区では増えたが比例区で10人減でトータル6人減。

大阪では断トツ。関西でも陰りが。


公明党

32→24   小選挙区9→4、比例区23→20

 

比例区で確実に当選者を出す戦略が功を奏しているが、逆に言えば比例区でしか勝てない。

ジリ貧模様。


国民民主党

7→28   小選挙区6→11、比例区5→17

 

103万円の壁を178円にするという公約の甘言に釣られたか?

比例の新人15人増。


日本共産党

10→8   小選挙区1→1、比例区9→7

 

ジリ貧?


れいわ

3→9   小選挙区0→0、比例区3→9

 

大幅増ですが比例でのみ一定の支持を得られたか。


社会民主党

1→1   小選挙区1,比例区0

 

変わらず。


N党

0→0   

 

消滅。


保守党

0→3   小選挙区0→1、比例区0→2

 

新党で物言う政党でSNS駆使。


無所属

22→12   小選挙区10→12

 

自民党を離党者、政治資金問題で自民党の公認得られず無所属で立候補者多数。



自由民主党は過半数の233以上を確保できず、公明党を足しても215となり、自民党の公認を得られず無所属で立候補して当選した人を加えても過半数に少し足りない

 

予算などを通すために国民民主党、日本維新の会の要求をある程度飲まなければならなくなる。