ボディクーラー4を使って見て風が当たっている部分は涼しいのですが、ファンから遠い所は涼しくなりません。
これを解消しようとするとファンが大きくなり形も大型になり、音もうるさくなり、バッテリーも大型が必要になり、重くなります。
費用対効果の点で悪い方へ向かいます。
そこで下着と上着のシャツの間を物理的に強制的に空間を作り、空気の流れを遠くまで届くようにすることを考えボディクーラーベストを作りました。
ステンレス硬線で作りました。
背骨を中心に展開するようにして、肩部分を左右に開き、胴部分も左右に開き、装着後はマジックテープで固定できるようにしてあります。
正面から見た状態。
肩の部分と胴の部分が分かれているのが分かると思います。
マジックテープを外し展開した状態です。
胴側の下側より見た図です。
空間を保持する為に、二重構造になっています。
装着して見ました。
この状態で体を曲げたりひねったりしても問題はありません。
装着した上からシャツを着て見ました。
普段来ているシャツでサイズアップする必要はありません。
後ろから見ても装着しているのが分かり辛く、あまり気にならないと思います。
この状態で下着とシャツの間に空間が保持されています。
通常このままの状態でも下着とシャツの間には空間がありますので汗を書いたとしても、シャツに汗が移る事はありません。
従っていくら汗をかいても汗浸みが出来ません。
下着に速乾性の機能性下着を使用すると効果は一層上がります。
速乾性下着が汗を吸ったとしてもシャツとの間に空間があるので、汗は蒸発し煙突効果で上昇し首元や袖口から逃げるでしょう。
更に ボディクーラー4 を使うとなお一層効果的です。
汗をかいたとしてもすぐに汗を蒸発させ排出するのでサラサラ感が戻り快適になります。
このボディクーラーベストは有効です。
今回は実証実験の為、ステンレス硬線で製作しましたが折れたり壊れたりしても身体を傷つける事のないような素材がいいでしょう。
弾性があり柔軟で復元力があり、ある一定以上の力が加わらない限り形を保持している条件をクリア―する必要があります。
そして形状は今回のような物と同じでなくてもいいですが、兎に角空間を確保できればいい訳です。