使っていない針はずしがあったのでこれを加工して口にハリが掛かった魚の針を外す針はずしを作りました。
Φ1.6のステンレス硬線を”J”の字に折り曲げ差し込みました。
只これだけです。
使い方ですが、まずハリスに口がかり針はずしを引っ掛けます。
これを魚が地面にあってもハリスを持ってぶら下げた状態でもかまわないので引っ掛けた後はハリスをもって魚をぶら下げます。
針はずしを魚の口、つまり針へ近付けます。
その後、ハリスを下へ下げます。(写真の状態)
これで大抵は魚が落ちますが落ちない場合は、この状態を保持したまま上下に揺らすと針が外れ魚は落下します。
先日のニシン釣りで100匹を釣った時は非常に重宝しました。
魚を掴むことも無いので手袋は濡れず、臭くもならないので非常に感激しました。
また手袋をしていると針をつかんで針をはずすのは苦労を伴い、下手をすると針を曲げてしまいます。
この方式だとこれらは全て解消されます。
目からうろこが落ちた感じで何で今まで気が付かなかったのかと思いました。
おそらく100匹も釣るなんてめったになかったことなので必要を感じなかったのでしょう。
この方式はかなり有効だと感じました。
釣友の為に新たに口がかり針はずしを作ってみました。
使い古した歯ブラシを切断し細いドリル刃で下穴をあけ、Φ1.6のステンレス硬線を”J”の字に曲げ、差し込む部分を赤くなるまで熱し差し込み冷えたら完成です。
魚バサミに穴をあけそこにΦ1.6のステンレス硬線を通し口がかり針はずしを作りました。
魚バサミとして使う場合は、グリップの中に入れておくと邪魔になりません。
口がかり針はずしとして使う場合は、グリップの外に出して使います。
使い古しの歯ブラシの柄を使った口がかり針はずしに100均のリールを付けました。
フック付きで70mm伸びます。