遠投カゴⅢを製作途中に欠点があると思い、その解決策のアイデァが浮かびました。
まずオモリ部分にしわが出来見栄えが良くない。
オモリとイレクターの接合部分に段差が出来、空気水中抵抗が大きくなる。
構造的にオモリとカゴ部分が分離するので空気水中抵抗が大きくなる。
加工が面倒な割に飛距離増大の効果が得られない。
等々の欠点が見られたので今回Ⅳを製作することにしました。
このためには「遠投カゴ用オモリ鋳型Ⅱ」が必要です。
イレクター J-50Bをチューブカッターで切断します。
この時J-50Bと書かれたエンボス部分をカッターで削り平らにします。
こうすることにより真っ直ぐカットできます。
カットする位置はテーパーから直線になる所についているスジから7mmの所です。
遠投カゴ用オモリ鋳型Ⅱを用意します。
シルエットとしては「遠投カゴⅢ」と同じですが、製作はこちらの方が断然楽で形も美しいと思います。
飛行中にオモリ部分とコマセ部分が分離しないので空気抵抗及び
水中落下抵抗が小さくなるので、良く飛び水中を早く落下すると思います。
そして空中及び水中でコマセをばらまくことも無く、コマセが無駄にならず目的の位置でコマセが放出されることでしょう。
このコマセカゴは浮きを使えば、目的のタナでコマセを放出でき、浮きを使わない場合は海底に到達した時にコマセを放出できると思います。
つまり、コマセの無駄がなくなります。
理想的なコマセカゴが出来たと自負しております。