遠投カゴ用オモリ鋳型

遠投カゴに使うオモリを今までは市販のオモリをそのまま使ったり、半分に切って使ったりしていたが手間が掛かったりする割りに飛距離が出ないので鋳型を作ってオモリを自作することにしました。

鋳型を作る手間は掛かりますが一度作ると後は楽にオモリを製作できると思います。

鋳型を作るには精度を必要としますがボール盤や旋盤を持っていないので排水管用の塩ビパイプ部品と石膏を使って作ることにしました。

排水管部品は精度がある程度ありますのでうまく組み合わせれば、それなりに精度のある鋳型が作れると思います。

イレクター
イレクター

製作材料です。

左からイレクター J-50B、J-103.

 

配水管材料
配水管材料

左からDV継手掃除口65 VU-65、50 VU-50、DV継手ソケット DS50、前はH1継手ユニオンソケット H1-US13.

 

配水管材料
配水管材料

左からDV継手ソケット DS50、TS継手ソケット TS-S40.

 

DV継手掃除口
DV継手掃除口

掃除口は左から上フタ、中フタ、ハウジングに分解できます。

 

イレクターの加工
イレクターの加工

イレクター J-50Bを12mm切断してJ-103と接着して写真のようにします。 

 

加工品 ① 

配管材料の加工1
配管材料の加工1

TS継手ソケット TS-S40を10mm切断して、それをDV継手ソケット DS50に接着します。

 

加工品 ②

配管材料の加工2
配管材料の加工2

DV継手掃除口65 VUー65の中フタの中心にΦ2の穴をあけ、ナマリのそそぎ口を写真のように加工します。

 

加工品 ③ 

DV継手掃除口50 VU-50の中フタに穴をあけます。

穴の大きさはH1継手ユニオンソケット H1-US13がぴっちり通るようにあけます。

はめ込むと、このようになります。

 

加工品 ④

加工品 ①とDV継手ソケットDS50を組み合わせて合体させるとこのような形になります。

 

 

加工品 ⑤ 

PET樹脂板 厚さ1mmをこのように加工します。

加工したPET樹脂板をはめるとこのようになります。

 

 

加工品 ⑥

加工品 ⑥に加工品 ②をかぶせるとこのような形になります。

 

 

加工品 ⑦

加工品 ④をDV継手掃除口50 VU-50のハウジングに裏からはめます。

 

 

加工品 ⑧

 

加工品 ③を完成した鋳型にセットすると、このような形になる予定です。

 

 

三つ目小僧が笑っている感じ。(◎´∀`)ノ

こんな感じで溶かした鉛を入れる予定です。

加工品 ⑦に石膏を流し込みます。(右)

 

加工品 ⑧に石膏を流し込みます。(左)

石膏を流し込んだ加工品 ⑦から加工品 ⑥の部分を取り外しひっくり返したのが写真の右側です。

石膏を流し込んだ加工品 ⑧から真ん中のソケットを抜いて、石膏が固くならないうちに鉛が流れやすくする為にロート状に加工します。写真左。

左側の加工品を右側の加工品に乗せるとこの形になります。

その上にDV継手掃除口VU-65のハウジングを載せ加工品 ③を載せると完成です。

 

センターにステンレス硬線を入れ、鉛を流し入れればオモリが完成します。