魚干し器Ⅱ

2018年1月

今までの魚干し器はイマイチ良く乾燥出来ないように思えました。

それは平らな網の上に乗せているため水分の抜けが悪くひっくり返す日中の時間も無いため出来がイマイチと感じていました。

そこで吊るすタイプの網籠を作ることにしました。

網篭自体は市販のものを使いこれを改造することにします。

吊るす部分をアルミ板

t2×20mmを使い穴あけ加工しました。

 

これはセンター用で1本のみです。

吊るす部分の穴は20mmピッチです。

吊るす部分のアルミ板を全て製作しました。

上段には短いのが1本と長いのが4本。

下段には長いのを4本使います。

元々は3段の網ですが、これを2段に改造しました。

網1枚を取り外しもう1枚は移動しました。

これで魚を吊るしてもつっかえないと思います。

上段、下段とも約27cmの高さです。

弱い風でも網籠が回転するように蝶番を使って羽が風を受けやすいようにします。

40×40L×40のアルミLアングルに蝶番を取り付け、網籠に取り付ける為の穴加工をしました。

風を受けるための板を取り付けました。

これを4組作りました。

組み立てました。

 

結束バンドでアルミ板を取り付けました。

3か所留めです。

8cm間隔で上段は5本。

下段は上段の魚のしずくが掛からないようにずらして4本取り付けました。

弱い風でも回転するように風受け板を取り付けました。

この板は蝶番により風上に向かう時には風の抵抗を受けないように風の向きに平行になります。

良く網籠が回転するように5連サルカンを取り付けました。

これにより陽がまんべん無くあたり、風も受けるのでむらなく早く乾燥できると思います。

魚釣り下げ用のフックを製作しました。

ステンレス硬線 Φ1mmを10cm用意します。真ん中をペンチで斜めにカットします

魚に刺しやすいようにするためです。

反対側を丸く加工しフックとし刺す部分を写真の様に加工します。

完成しました。

 

弱い風でも良く回ります。

 

フックは丸干しの時は1個、開きの場合は2個使い開いたままの状態で干せるようにします。

 

 

もちろん平干しも2段ですが可能です。