鮎をオトリ缶に入れて生かしておく時、エアーポンプを使うわけですがこれにアルカリ単一乾電池を2本使います。
何時電池が切れるかも分からないので必ず予備電池を用意しなければなりません。シーズン終了時には必ず単一電池が2本余ります。
使い道が無く余ってしまいます。
それに鮎シーズンに使う電池代も馬鹿になりません。
そこで徹釣は車の12ボルトからエアーポンプ用の3ボルトに変換するDC-DCコンバーターを作り使用しています。
プラスチック製ボックスがDC-DCコンバーター。
穴は放熱の為。
12ボルトを抵抗で6ボルトぐらいに落とし、4端子レギュレーターで3ボルトに落としています。
入力端子はシガープラグ。
出力端子はDCプラグです。
エアーポンプにDCソケットをプラスチックボックスを加工して取り付けています。
写真の正面に見える四角い黒い部分。
DCプラグを接続した様子。
もちろん単一電池でも動作します。
使用状態。
家でエアーポンプを使う時は、小型鉛蓄電池を使用します。
DC-DCコンバーターの内部の様子。
360Ωの抵抗9本を並列に接続して40Ωとしています。
部品の高さ制限の為、9本使用。
基板の裏側には3ボルトを設定する為の抵抗、コンデンサーがあります。
コの字のアルミアングルには4端子レギュレーターが取り付けられています。
アルミアングルを放熱器としています。
側面及び上面には多くの穴があけられ、空気の通りを良くし、放熱効果を高めています。
エアーポンプには基板にDCソケットを半田付けして取り付けています。
基板の大きさ及び形状は隙間に丁度収まるように加工しています。
ただはめているだけでネジ留めなどはしていません。
電解コンデンサーは無くても構いません。
エアーポンプが始動しなくなりました。
手でたたいて振動を与えると始動しますが、エアーの出口を手で塞ぐとモーターが止まってしまいます。
これは金属ブラシ及び整流子が摩耗により接触不良を起こしている証拠です。
このエアーポンプは改造をしてあるので、新しく購入するとまた改造しなくてはならず面倒である。またポンプ部のダイヤフラムは問題無く動作するのでモーターだけを交換する事にしました。
只の交換では無くカーボンブラシのモーターに交換します
元々ついていたモーターです。
モーター以外のクランク部分やダイヤフラムは問題ありません。
カーボンブラシモーターに交換しました。
元通りに収まりました。
正常に動作しました。
モーターは元々あった物なので修理費用は0円です。
パワーアップの方法は単純に駆動電圧をDC3Vから5Vに上げるだけです。
2018年にモーターをカーボンブラシモーターに変更したので高電圧化には無理なく対応できるでしょう。
電源にはスマホ充電器を使います。
スマホ充電器の出力電圧はDC5Vです。
出力コネクターをDCプラグに変更し、これで今までの3Vから5Vに変更できます。
モーターは無理なく耐えられますが、ポンプ機構部には負荷がかかり寿命が短くなるかも知れないのは承知の上です。
空気の出方はかなり多くなりました。
音の方は少し大きくなりましたが、そんなに気になる程ではありません。
新しい乾電池の時の音より少し大きい程度です。